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2024.12.23|アシスタント日記(川辺)

ご覧いただきありがとうございます、アシスタントの川辺です。
先日、先輩アシスタントの武石早代さんによる青山さんの撮影に同行させていただきました。
まだアシスタントに入って日が浅いため他の方々の撮影風景を観察する機会が無かったのですが、今回念願かなって武石さんの撮影の様子をじっくりと観察し、様々な学びを得ることができました。
今回の記事で、そこで得た学びについて共有していきたいと思います。

今回の撮影の内容は青山さんのバストアップの写真とジャンプの写真を紙吹雪と一緒に撮るというもので、私はスタジオの設営や紙吹雪を撒く役割をしました。

まず最初に、今回の撮影はとても楽しいものでした。
以前私が青山さんのお仕事の撮影に同行させていただいた際は、青山さん以外の方々はもちろん初対面でかつ仕事の現場であるというプレッシャーからひどく緊張してしまいました。
しかし、今回の撮影は青山さんとアシスタントしかいなかったのでそのような緊張感は持たずに撮影に参加できました。撮影中では緊張感を持つことは大事ですが、過度な緊張はパフォーマンスに悪影響であることが2つの現場の対比からよくわかりました。

設営に関しては、カメラマンとして当たり前にすることが何なのかを知り、実行する機会であると捉えています。
現状他の方々が無意識にでもできていることをいちいち考えながらやっているので、思考のリソースの分配がうまくいかずスムーズに動くことができていない印象が自分に対してあります。
意図を自ら考えることは重要ですが、そればかりでは現場は回りきらないので設営を繰り返しながら思考と行動のバランスを取っていきたいと考えています。

撮影中は紙吹雪を上から降らせるお手伝いをしました。
最初はバッと投げて降らせるのみでしたが、武石さんの指示や写真のプレビューから仕上がりの意図を読み取ることを心掛け、ベストな投げ方や投げる位置を決めていきました。紙吹雪を撒くだけですが、考えを持って行うことで作品のクオリティアップに効果があるのだと感じました。
また、アシスタントとして作品の仕上がりのイメージや各行動の意図を素早く読み取ることが重要だと思いました。

以上のようにまだまだ勉強するべきポイントはたくさんあり、スタジオ内ではまだ難しいことに着手できていない状態ではありますが、現在は作業から学びを積み重ねている最中です。
繰り返しこういった場に積極的に参加して、自分で環境をコントロールできるように早くなりたいと思いつつ勉強を続けていきます。

紙吹雪を浴びる青山さん