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2020.10.28 | アシスタント日記(オオギシ)

いや、ほんと楽しかったんですよ初めてのグラビア撮影のアシスタント!
普段目にする雑誌のグラビアページ。それこそ子供の頃から漫画目当てとはいえ(ヤンジャン、スピリッツ、好きなモデルさんが表紙の雑誌とかも)毎週目にしていたグラビアページの撮影現場を経験したのでした。!
この!感動を!誰かに伝えたい!(っていうことがなかなかできないもどかしさ)そんな気持ちです。

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誌面を飾っているのは1日撮影した中のほんの数枚。いろんなバリエーションの表情、衣装、ロケーションなどをパシャパシャパシャと撮っていきます。
私たちが普段目にしている誌面として完成された以外のものパシャパシャパシャされているのです。そんなリアルなことも知りたいってのもアシスタントを応募したひとつでした。

いや〜ほんとそんなに変えるの!?ってぐらい短い時間の中で目まぐるしくいろんな構図ポーズ表情レンズ口径を変えていきます。でも連写してるわけではないのです。しっかり青山さんが撮りたいものを狙ってそれを撮る撮る撮るって感じで。ちらりと見える撮ったもののプレビューはオホホ、誌面で見るような写真!なのです。無駄にテンション上がります。照明機材を持つ手が熱くなります(室内撮影で中を動き回っていたこともありしっかり手汗をかいていました笑)
1日撮影を終えて、この1日の成果物の中から選りすぐりの数枚だけが世に出るのかと思うとマジかよって気持ちに。だけど、そんな世界なんですよね。全部正解だけどその中でも意図通りに撮られていて可愛くてちょっぴりエロい写真が厳選されて残るのである。(願わくばそれが選べれるその瞬間に立ち会ってみたいけどかなり無理なお話でもあるという…残念)

モデルさんが持つ表情や身体表現のバリエーションもさることながらそれを引き出す青山さんの指示出しやアイデア出しなんかは大変勉強勉強です。いままで戦ってきた歴戦の証といいますか、いろんな引き出しが飛び出します。このモデルにはこうして欲しいとかここのこの部位がいい!とか。(ぶっちゃけこんなとこ見とんのかい!って楽しくなります)

撮ってるジャンルのせいではあるのですが現場ではフェチという単語が飛び交います。
『フェチを刺激する』言葉にすることは簡単ですがじゃあ実際モデルを前にしてそれを見つけ撮ることができるのか。どう撮っても美しいモデルを前にそんな欲望を自分が見つけることができるのか。
ほんと戦いですよね。それを間近で垣間見れることが一番楽しいのでありました

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じゃあ実際、自分はどんなものにフェチズムを感じるのか。
それについて少し時間を作って考える時間が欲しいなって思ったのでした。
そもそもフェチってなんなんやっていうお話からなので大変長い思考になりそう。
なにがきてもフェチズムを探し出し見つける。
そんな境地に到達すべくわたし、オオギシトモヒロはAmazonの奥地へと旅立つのであった
(Amazonのチャイナ服のページを検索かけながら)

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