2018.5.7|アシスタント日記(狩野)

今日は「初」が多いアシスタントでした。「初・こんなに重い機材」「初・美術館撮影」「初・スタジオ撮影」。順を追って書いていきましょう。

「初・こんなに重い機材」

いつもはカメラやレンズ、その周辺器具などを持って撮影に同行するのですが、今回は+スタジオ機材もでした。これが重いのなんの。もうほとんど気力だけで持っていました。さすがに荷物が多すぎたので、青山さんも手分けして持ってくださったほどです(ありがたかった……)。

アシスタントは本当に体力だな、と思い知らされました。でもこんなことでへばっていたら夏は乗り越えられない! と思い、私は昨日から筋トレを始め……ようとイメトレしました(イメトレだけかい!)。

できることなら、おいしいものだけ食べて、ぶくぶく太って、「クマさんみたいだね」と周りから言われ、「うん! むしゃむしゃ」と怠惰な日々を過ごしたい私にとっては、非常に厳しい道のりですが、細マッチョ目指して、「どんなに重い機材でもどんとこい!」と胸を張って言えるように、体力づくりを今日(か明日か明後日か明々後日……)から頑張ります♪

「初・美術館撮影」

青山さんの撮影としては非常に珍しい、美術館撮影に同行しました。たとえ撮影対象が美術館であろうとも、人物撮影の時のように、どの構図がいいか、角度がいいか、日の当たり方がいいかを考える青山さんの姿を目の当たりにし、とても勉強になりました。

至極個人的な話ですが、「あああああああ、この美術館はちょーーーーーーーー大好きだったあの人と初めて会ったその日に一緒に行った美術館だーーーーーーーーーーーーーー。過去の想い出がああああああああああ(涙)」と内心大変なことになっていました。

館内で歩みを進めるたびに、心の中で涙がたまっていき、撮影が終わる頃にはリトル・狩野(注:私の心の中に住んでいる繊細なもう一人の私。身長は約1センチ、体重は5グラム)が溺れそうになっていました。

「初・スタジオ撮影」

これまた青山さんの撮影としては珍しい、スタジオでの撮影でした。青山さんは常々「自然光で撮影できるってことは、スタジオでも撮影できるってこと(光を理解している)」とおっしゃっており、そのお言葉通り、スタジオでもスムーズに撮影を進めていました。

「光を理解する」とはこういうことなのか、ととても勉強になりました。撮影の合間にも「光」について教えていただき、「光」を意識することが苦手な私は、よりいっそう頑張らなければ! と気合が入りました。

今回は種類の違う現場を三つも経験でき(外ロケ、美術館、スタジオ)、とても貴重な一日になりました。ちなみに、スタバで食べたお昼が最高においしかったぜ〜! きつい労働のあとの、最高の食を追い求めて、私はこれからも頑張ります!

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