こんにちは、アシスタント、もといクララの狩野です。いつもは唐突に文章を書き始めるのですが、今日は礼儀正しくあいさつをしてみました。そして続けて、礼儀正しく「名刺」のお話をさせていただこうかと思います。

ユカイハンズのギャラリーでは今、佐久間ナオヒトさんの展示「Floating Blue」をやっています。何回か常駐する中で、「名刺」の重要性を強く意識させられます。今日もまた、「あぁ、名刺。そうですよね、くぅ〜……」と天を仰ぎました。

実は数カ月前に、よし、作ろう！　と思い立ち、名刺作りに挑戦しました。まったく使ったことのないイラストレーターをたどたどしく使い、デザイナーのおじさんに「この名刺どうですか？」とアドバイスをもらい、さあ印刷だー！　となった段で、見本の印刷を頼んだ会社から「設定がまったくダメですね。直してください！」とダメ出しをくらい、見事に一発でノックアウトされました。私はもう二度と立ち上がれない体に……。

そして今日、倒れた体に再びパンチをくらい、今度はその反動で幸運にも少し立ち上がれる体になりました。「クララが立った！」並みの奇跡です。そうです、私はクララです。

クララ・狩野はこれから、名刺を作るべく、再び奮闘します。たとえ、配る相手が、犬や猫や鳩やらしかいなくても、私は彼らがこれからきっと「人」になり、新たなつながりを生み出してくれると信じて、頑張ろうと思います。

取り急ぎ、簡易的な名刺がこちらです。ぺたぺたとどこにでも貼れる名刺です。最初はこれをあちこちに貼り、存在感をアピールしまくろうと思います。もしかしたら、あなたの背中にひっそりと貼ってあるかもしれないですね。気づかぬうちに拡散ご協力ありがとうございまーす！

（文章はユーモアにあふれていますが、本人は真面目に名刺作りに取り組もうと決意しました）